英会話についてはよく習うより慣れよという言葉を聞きますが、わたしは実際にその言葉を体感しました。正直、若いころから一切英会話の実践もしたことがなく、興味もありませんでした。

ところが、職場に海外から研修生が来ることになり、半年間一緒に仕事をすることになったのです。ほとんど日本語が話せず、日常のコミュニケーションは基本英語でした。特にわたしの直属うしょということもあって、日々英語でコミュニケーションが必要になります。最初はあいさつ程度しかできませんでしたが短いセンテンスでの会話、そして食事にあたっての会話、さらにはビジネスに関するコミュニケーションに至るまで1か月もたてば、なんとなくわかるようになったのです。ヒヤリングは本当に飛躍的に上達したのではないかと思います。しかし、スピーキングに関してはなかなか言葉が出ないこと、そして発音に自信がないこともあって、なかなか上達しませんでした。ただ、英会話は習うより慣れることだということが分かりました。